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 北星鉛筆



私は第二次ベビーブームの世代ですが、小学時代はまだ小さな町の文房具店も活気があり、いわゆる「三菱」「トンボ」「コーリン」などの大メーカー以外の国産鉛筆も全国的に出回っていたようです。下の銀色のものは私が当時使っていたレーシングカー鉛筆ですが、イトーヨーカドーか、地元の個人商店で買ったものではないかと思います。



最近は「ジャノメ鉛筆」と共に百均やホームセンターのような所でも商品を見かけるようになったのは嬉しいことです。



珍しい「北星鉛筆」の什器。

♪あー サロマ湖のぉー 水はからいよー♪(唄 伊藤久男 作曲 古関裕而)

かつて林業界で明治41年頃から大正7年までを「北見材時代」と呼んでいたそうですが、林業の盛んなこのサロマ湖周辺地域では戦前から「鉛筆材」の産出をしていた時代がありました。
この地で幻の鉛筆を求めて彷徨っていたとき、とある商店で「北星鉛筆」は地元の杉谷さんと言う方がはじめた会社だと聞きました。明治時代より鉛筆材の研究をして大正二年には製材工場を設け三重県の伊藤鉛筆に材料を提供した(日本鉛筆史)ということです。北星鉛筆さんのホームページによりますと、会社の設立は昭和26年となっています。

私がいつもお世話になっている図書館に、古い鉛筆の広告の載っている文献を調査依頼した際、「広告資料大集成」という本を貸し出していただきました。昭和26年、辻 克巳 著となっており、各社の広告をまるでイラスト集のように並べた簡素なものですが、当時有名だった「オーシャン鉛筆(スズキ鉛筆)」、「丸善アテナインキ」などの広告と共にこの「北星鉛筆」もちゃんと掲載されています。



北星鉛筆文具株式会社時代の鉛筆。地元のある骨董屋さんが大量に持っていたもの。(9000番製図用鉛筆)
恐らく戦前ものですが刻印もしっかりしており、さすがは現在も残るメーカーだと思う。
 
 H18.11.8 更新
 H19.10.19 加筆
 H20.5.9 加筆




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