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 コーリン・陳列什器

 

比較的新しい鉛筆什器。コーリンのマークも左を向いています。

 コーリン色鉛筆の什器。中身は他社の色鉛筆だが、一時は過半数の文具店にコーリン製の色鉛筆があったのではと思われる。この場合は「三菱」のシールが貼られて中身は「トンボ」です(^^)。撮影翌年に店を訪れたところ、この什器は姿を消していました。

もっともオーソドックな什器。私が見た中ではこのタイプが一番多い。このお店ではすっかり三菱鉛筆に占拠されています。

 「ピアス」の鉛筆什器。「ハイピアス」の鉛筆はよく見かけるが「ピアス」は少ないと思う。「ハイピアス」の廉価版。

什器の中央部が破損しているが、これは仕切りが硝子のため割れやすいことによる。地震の多い地域では「地震で壊れて三菱など他社什器に変えてしまった」と言う話も聞く。昔の什器は硝子製のものが多かった。

この什器は雑貨店にて他社什器に主役を譲って休憩中のもの(^^)。

 什器余話。・・・・什器は店の命とも言えるもので、同じ商品を相当金額仕入れないと置かせてもらえないことが多かった。だから、やすやすと譲ってくださいとはいえない性質のものである。
 今は問屋さんが単品の商品も卸してくれる場合が多いようだが、昔は鉛筆もグロス単位で買取だった。余っても引き取ってくれない、文具店も大変な商売だった。

 コーリンの什器は倒産後年月も経過し探すのが難しくなってきている。小売店自体の廃業が相次いでいるからだ。その上、三菱・トンボというシェア上位のメーカーの什器を置くところが多く、三番手のメーカーの什器はなかなか少ない。稀に「地球鉛筆」などの什器も存在する。


 「店外装飾」は・・・私の行った店では、昔コーリンを主力で扱っていた店の多くが三菱鉛筆に乗り換えている。ホーロー看板は三菱鉛筆、トンボ鉛筆など各社見かけるが、店外の行灯はトンボや三菱が少なく、コーリンのものを揚げていたという店が多いような気がする。店の二階部分が青いテントのようなものになっていて、そこに「内田」や「三菱」とともに「コーリン」のマークが入っている所もありました。

 「鉛筆の地域性」・・・また、個人の店の場合、店主の好みによって鉛筆や文具の扱うメーカーが決められることが多い。小さい街ではそうした文具店が一・二軒というところが多いから、その地域の子供の使った鉛筆に影響を与えている。その他は「問屋」さん(特に中間問屋)の影響が見逃せなく、同じ地域に同じ種類のコーリン鉛筆が大量に売れ残っている場合がある。倒産後十年近くたっても、「3H」「4H」の鉛筆は未だにコーリンの製品を卸し続ける問屋も存在する。

 シャープ「JIB」の什器。六十本入りという豪華なものである。これは某オークションにて入手したものであるが、私が実際に訪れた文具店では、硝子ショーケースに「パイロット」のペントレーに載って販売されているパターンが多く、シャーペン専用の什器というのは、あまり見かけない。「パイロット」の他は「プラチナ」「mitsubishi-pencil」などのトレーを見かけます。(茶色いコールド芯専用の什器は、たまに見かけます。)

実はこれ、完全形ではなく、この上に「芯」を納める部分が設置される仕様になっています。某所で発見しましたが撮影するのを失念してしまった。

 私の見たコーリンの什器としては最古のもの。戦後まもなくから営業していてなおかつ物持ちの良い店にしか残っていない。台座は木製である。小規模な雑貨屋さんの場合はともかく、大きな文房具屋さんでは他社の大型什器を導入してコーリンのものは「書道の筆」用などとして脇役を務めていることが多い。銀座の文具店「五十音」もこのタイプ。

 CORE70の専用什器。これに赤い製図・筆記用の鉛筆が入っていた。この什器のある店はかなりのコーリン派ではないでしょうか(笑)。

 陳列というよりは、棚にダース箱を収めておくための什器。木製でかなり古いもの。三菱のものはたまに見るがコーリンは珍しい。中の商品はすっかりトンボさんで、コーリンは一本も見つけられませんでした。(H20.8.18)


 H18.11.13 更新


 H19.11.14 追加

 


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